物事を考えるときの2つの視点
今日は物事を考えるときの重要な2つの視点について書きます。
それは「なぜ?」と「どのようにして?」です。
何事も人はこの2つの疑問を持つわけです。
なぜは目的を聞き、どのようにしては方法手段をきくものです。
5W1Hときいたことはありますか?
5W1HとはWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰)、What(何)、Why(なぜ)、HOW(どのようにして)ですね。
これには6つありますが、Why(なぜ)以外の質問の5つは方法手段にまとめることができます。
いつどこで誰が何をしたというのは物事の過程や結果を追求しています。
しかしWHYだけは原因を追究し目的を聞くものです。
なので人は大きく分けてHOWとWHYの2つの疑問で物事をとらえることがわかります。
科学の発達というのは目覚ましいもので、新しいものがどんどん作られていきます。
常に進化し続けており、より良く変化し続けていきます。
科学では想像力を膨らませアイデアをだし、技術が伴って創造されます。
すごいことですね!
実はこれができるのは人間だけなんですよね。
動物は何十年、何百年と遡ったとしても同じように存在しています。
100年前の燕も今の燕と同じ巣をつくり同じように雛を育てていることでしょう。
でも人間だけは想像力と創造力を兼ね備えて時代と共にどんどん発展しています。
学問の幅も広がり、食べるものも変化し、建築だって昔と今じゃ全然違います。
人類の文化は大きく発展し続けています。
先ほど述べた2つの視点で見たときに、
この科学の発達というのはHOWと捉えることができます。
方法手段が追及されていくことで科学は発展していくわけです。
ではWHY(なぜ)を探求していけばどのようになるでしょうか。
WHYの探究はつまり目的の探究ですよね。
目的を探求していけば突き詰めると人は「なぜ宇宙が存在するのか」「なぜ生まれてきたのか」という問題に到達せざるを得ません。
哲学的疑問に人間はどうしても向き合ってしまうんです。
これも人間だけが考えることができるんですよね。
動物界に宗教はありません。
でも人間界ではいろんな宗教があり、自己の存在理由を求めたり、信仰を行ったりと哲学的問題に向き合い、
とにかく自分や宇宙という存在をどう捉えどう解決しようか考えてしまうんです。
何で人間はそうなっているのでしょうか。
みなさんはどう思われますか?
科学分野の代表は自然界を研究するのに対し、
哲学分野は人間の精神作用を研究するのでよく論争が行われますが、
でもこの2つのHOWとWHY、、、実は一つにまとめることができるんです。
どうですか?興味ありませんか?^◇^